気分転換に自宅でウイスキーを楽しもう！

これまで、出張先での楽しみの一環になるよう、各地のbar情報を上げていくはずだったのですが、世界情勢が不穏になり、以前のように現地で学会に参加することも難しく、online（web）で参加する状況が続いています。
そこで今回、私が自宅で愛飲しているウイスキーについて紹介します。

現在自宅に置いているウイスキー

現在自宅に置いているウイスキー

現在、自宅にて保有しているウイスキーは5種類になります。
あまり多くなるとなかなか飲みきれないため、基本は5～6種類程度に抑えていますが、銘柄に関しては毎回これらをそろえているわけではなく、気分によって種類を変えています。
価格としては1000円前後2本、2000～3000円程度1～2本、5000円程度2本を目安にしています。
では左から順に紹介していきます。

ホワイトホースファインオールド

デイリーウイスキーとして価格面は非常に重要です。そのため、とりあえず価格が安いこちらのウイスキーに加え、ティーチャーズ、デュワーズホワイトラベル、バランタインファイネストあたりを普段飲み用に常にどれか一つはキープしています。
このあたりの銘柄に関しては、食事とともにいただくことも多いため、ストレートではなく、ハイボールでいただくことが多いです。

ホワイトホースファインオールドは加水するとトゲがなくなり、柔らかい甘さを感じることができるので、初めてハイボールを飲むという方に向いていると思います。

バランタインファイネスト

上記でも紹介している、日常用の一本です。
水割りやハイボールで飲むことも多いのですが、バランタインファイネストに関してはストレートで飲むこともあります。

価格も手頃で味わいもよく、軽すぎず重すぎず、香りも少し複雑さがあり、口に入れると、軽い苦みや塩辛さをわずかに感じ、飲み終わりには甘みとさわやかな風味も感じとれる、コスパのいいウイスキーです。

ニッカ　フロム・ザ・バレル

フロム・ザ・バレルという名から、加水せずに樽から直接！というイメージがあるかもしれませんが、実際は2種類の原酒をブレンドして再貯蔵した後に加水されています。ただ、加水と言っても、加える水の量は最小限であり、アルコール度数も51度とかなり高めです。

味わいは、高いアルコール度数からくるしっかりとした飲みごたえ、濃厚さがありながら、繊細な香りとコクも感じ取れます。また力強い余韻もあり、内容量が500mlとはいえ、2000円後半でこの味はコスパが良いと思います。

ただ最近では、なかなか定価（3000円以下）で手に入らず、4000、下手すると5000円などで売っていることもあります。
個人的には2000円後半でこの品質は素晴らしいと思っていますが、4000円、5000円出すなら、ほかのウイスキーを買うことをおすすめします。

グレンドロナック12年

はるか昔、マッカラン10年がスタンダードだったころ、また、12年がスタンダードになったばかりのころは、シェリー樽の風味を感じたいときにはマッカランをよく飲んでいました。
しかし最近ではマッカランの価格はどんどん上がっていき、さてどうしようかな？と迷っていた時に購入してみたのがこちら、グレンドロナック12年です。

味わいは豊かなシェリー樽由来のレーズンやはちみつ、樽（ウッド香）の香りに、甘いマドレーヌのような風味、わずかなビターを感じます。
ただ、ほかのブログや紹介記事にはハイボールや水割りもおいしいとありますが、個人的な感想としてはハイボールや水割りにしたときに、樽由来のウッド香やスパイシーさ、苦みが強くなる印象があり、自宅ではほとんどストレート、たまにわずかに加水（数的程度）で飲んでいます。

価格は5000円程度と少し高めですが、マッカランの価格がどんどん上昇している昨今、シェリー樽熟成ウイスキーの中では、コスパは良い方だと思います。
これ以外のシェリー樽熟成ウイスキーではグレンファークラスもたまに買いますが、こちらもマッカラン程価格が上昇していないのでおすすめです。

キルホーマンサナイグ

普段は、ピートとスモーキーさの中に甘さも感じるアードベック、独特の潮の香りやオイリーさが楽しめるオールドプルトニー（12年もしくはハダート）あたりを購入するのですが、気分転換にお試しで買ってみました。

キルホーマンマキヤーベイは飲んだことがあるのですが、サナイグは70%がオロロソシェリー樽熟成原酒だからか、マキヤーベイよりマイルドで飲みやすいです。
ピート香、潮気とともに、複雑で濃厚な甘さ、華やかな香りを感じます。フィニッシュも長く、それでいて重すぎない、フルーティーさとスモーキーさのバランスが良い仕上がりになっています。
そこまでピート系のウイスキーを飲み慣れていない人でも飲めそうです。

価格は6000円程度と少し高めですがたまにはいいですね。

番外（ウイスキー以外）

私は自宅ではウイスキーをよく飲むのですが、それ以外にもワイン、ジンも飲みます。ただ、ウイスキーと違い、基本的に自宅用では安いものしか購入しません。

一応最近よく飲んでいる銘柄として、赤ワインはチリワインのダンシングフレイムのカベルネソーヴィニヨンもしくはメルローです。なんといっても安い（400円前後）割にはワインになれている方でも楽しめるのがいいですね。

逆にジンは独特なジュニパーベリーの香りが控え目なタイプのボンベイサファイヤ、最近サントリーから発売された翆など1000円程度のものを購入しています。
ちなみにラムやブランデーなどは、外では飲みますが自宅では飲まないです。